殺意

私はあなたの公衆トイレ
いつでも排泄していいの

私はあなたの公衆トイレ
いつでもなにしてもいいの

捨てられないもの捨ててよいです
出すとこないもの出してもよいです

私はあなたの公衆トイレ
いつでもここに来てくれたなら

私はあなたの公衆トイレ
いつでも排泄していいの

殺すぞ

かしこさ

わたしはかしこい
なぜなら脳が2つあるから
しかも増やすことも可能

特別にかしこい
なぜなら脳が2つあるから
しかも しかも

3つ 4つ 5つ
脳 脳 脳

わたしはかしこい
なぜなら脳が5つあるから
もっと増やすこともできる

6つ 7つ 8つ
脳 脳が

9つ 10 11 12
脳が もう

脳が増えすぎ
もうわけわからないです

予感がする

世の中のすべてと関係がない
そんな気がしている水曜日
予感は常に正しい
予感は常に正しいのだろうか

断ったのではなく
断たれたのでもない
はじめから関係は存在しない
わたしは群れながら孤立している

世の中のすべてと関係がない
そんな気がしている水曜日
予感は常に正しい
予感は常に正しいのだろう

遠慮することはない
関係がないのだから
遠慮することはない
関係がないのだから
遠慮することはない
関係がないのだから
遠慮することはない
遠慮することはない
振り下ろせ

わたしは無敵なのかもしれない
なぜなら敵がいないのだから
誰かと敵対することもない
世の中すべてと関係ないから

予感は常に正しい
予感は常に正しいのだろうか?
振り下ろすこの手は
もう止まらないのだろうか

ひとから

なんかそういうことがあってから
色んな人になぐさめられたり
色んなことを言ってもらったりしたけど
どちらかというと怒涛のあれやこれで
気持ちを持ってく暇もなくて

なんかニヤニヤしてしまったり
エヘヘとか言ってやりすごしてしまったり
どうもあの人はーとか
薄情だとか言われてもいて

あーそんなこともあるのかと
私はどこか遠くでみていた

なんかそういうことがあってから
色んな怒涛のやつが過ぎていって
色んな人もどこか遠くになって
間違い探しみたいにほのかに変わった景色に
やっと心が追いついてきたというのに

喚いたらきっとうるさいだろうとか
喚いたら近所の誰かに訝しがられるだろうとか
思ってしまう私の性質が
ニヤニヤさせたりエヘヘと言ったり
してしまうのも仕方がなくて

だから私はカラオケで
おひとりさまで部屋を取り
ドアを確かに閉じてフリードリンクの
烏龍茶をテーブルに置いたら
くせー合皮のソファに転げ込むようにして
ひたすら泣いたし叫んだし
くせーなって思いながら
ひたすら泣いたり叫んだりした

それを1時間半くらいやって
少し迷ったけど
烏龍茶飲んで帰った

そんなひとから
あー
ありがとう
さようなら